2013-12-29

Birmingham and Oxford

Birmingham Museum と Town Hall
Birmingham Museum & Art Gallery
しばらくエッセイに追われて更新できていなかったので、久々の投稿です。
まだ全く終わっていないのですが…笑。

1ヶ月弱のクリスマス休暇が始まり、帰省やら旅行やらで、寮は閑散としています。
僕はロンドンでクリスマスも正月も過ごしますが、日本から友人が遊びに来てくれているので、先日は2泊3日で小旅行に行ってきました!
行き先はBirminghamとOxfordです。
Birminghamには奇抜なデザインの建物が多くありました
いい感じの運河
クリスマス直後で、どの教会も装飾がきれい
写真に納まりきらないくらい大きい教会
まずは、London Marylebone駅から出発し、2時間ほどでBirmingham Snow Hill駅へ。
風が強くて、体に突き刺さるような寒さ。
Birminghamはイギリス第2の都市と言われますが、街の規模も、見所もロンドンには遠く及びません。
Birminghamを訪れたことのある友人にはつまらない所だと聞いていたのですが、思った以上に楽しむことができました。
歴史的な名所は少ないですが、ロンドンにはない大型のショッピングモールがあり、いろいろなお店を見て回ることができました。
特にクリスマス後のこの時期は、セール合戦。
ブランド物も50%OFFが当たり前で、ポンド高に苦しむいまでもとてもお買い得です。
僕は好きなTommy Hilfigerの時計をゲット!
「極度乾燥(しなさい)」は、ヨーロッパで大人気のブランド!
豪華
ロンドンに来てからずっと節約してきたので、こんなにパーッとお金を使うのはいつぶりだろうか 笑。
夜はふらっとテキトーに入ったイタリアン・レストランがなかなか良い所で、ステーキにトリュフのスパゲティと贅沢な食事で幸せでした。
OxfordはBirminghamと対照的にのどかな雰囲気
これが、ホグワーツの食堂のモデル
Christ Church
数少ないイギリス料理 Fish & Chips
Birminghamに1泊した後、バスでOxfordへ。
冬の今は4時にもなると暗くなってしまうので、この日はChrist Churchだけ見学。
ハリー・ポッターに出てくるホグワーツの食堂のモデルになったことで有名な所です。
映画の中よりは圧倒的に小さいですが、その雰囲気は魔法学校のような感じで、肖像画や装飾がきれいでした。
夜はこちらに来て3か月目にして初めてのブリティッシュ!
定番のフィッシュ・アンド・チップスとパイを食しました。
料理がマズいと言われるイギリス。
普通、その国のグルメを特集したページがあるはずの「地球の歩き方」でさえほとんど紹介されず。
しかし、ケチらずにお店を選べばそれなりに美味しい所はたくさんあります。
それのしても、これほど長い歴史を持つ文化大国が、豊かな食文化を持たないのか不思議です…。
British Breakfast
皇太子さまが勉強されていたMerton College
静かな街です
宿泊先のホテルでは、ブリティッシュ・ブレックファストが出て、イギリスの味を制覇した気分です 笑。
最終日は1日街をブラブラしていました。
Birminghamとは打って変わって、さすが観光地であり、大学の街。
日本人をはじめ、アジア人観光客も多く見かけました。
歴史ある街ということで、きれいな街並みです。
教会やカッレジも、装飾が美しく、またロンドンとは違った楽しさがあります。
まあ、正直なところ、そろそろキリスト圏以外の文化に浸りたい気分なのですが…笑。
それでもOxfordはイギリスに来た際には行く価値ありだと思います。
ロンドンからであれば日帰りも可能ですし。
University Church of St. Mary the Virgin
British Libraryに次ぐ蔵書数を誇るBodleian Library
なんでもかんでも詰め込まれた博物館Pitt Rivers Museum
こんなかわいい建物も
Reading Weekに行った旅行と合わせて、これでだいぶイギリス南部・中部は周ることができました。
次はICUの友達を巡って、New Castle、Leeds、Edinburghあたりに行こうと思っています。
帰国したらたぶん当分イギリスには来ないと思うので、いまのうちにいろいろな場所を訪れておきたいです。

それでは、みなさんよいお年を!

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2013-12-03

もうちょっとで冬休み…だけど

紅葉もだいぶ終わり、いよいよ冬が近づいてきました
通学途中にある謎のオブジェ
ロンドンは電柱がないので、景観がスッキリしています!
 木の葉もだいぶ地面に落ち、いよいよ冬が近づいてきました。
雨は降らないまでも、ここ最近はどよーんとした天気がずっと続いています。
そして、エッセイにも追われて、気分は鬱です…笑。
さらに急激な円安(1ヶ月で10円も変わりました)が、追い打ちをかけてきます。
London Eye(9月撮影:青空が恋しい…)
St. James's Park Lake
 そして、今日もまたストライキで学校が休みになりました。
イギリス人って本当に好きですね、ストライキが。
僕なんかはエッセイができるからラッキーなんて思いましたが、フラットメイトはかなり怒っていました。こちらの学費は、国立でも余裕で200万を超えていて、しかも年々上がっているそうです。
それにもかかわらず、授業を放棄されては、怒るのも当たり前ですよね(授業料は返ってこないので)。

 わりとエッセイがピンチなので、しばらくはブログ放置しまーす!

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2013-11-25

Harry Potter Studio

エントランスには出演者の写真がズラリ
日曜日、ロンドン郊外にあるHarry Potter Studioにフラットメイトたちと行ってきました!
2012年にオープンしたばかりで、予約もだいぶ先まで埋まっているほどの人気です。
クリスマス仕様!
グリフィンドールの談話室も本物みたい
ロンドン郊外にありますが、電車とバスで意外とすぐに着きます。
クディッチの秘密 笑
本当に映画の中にいるみたい
Privet Drive
ハリー・ポッターのファンにはたまらない場所です!
£29(≒5000円弱)とちょっと高めですが、行く価値はありです。
夏に六本木のハリー・ポッター展にも行きましたが、スケールは比べ物になりません。
魔法の世界へ!
まさに映画で使われていたホグワーツのセット
蛙チョコをゲット
蛙チョコも食べたし、バタービールも飲んだし、大満足の休日でした。

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2013-11-18

『Development as Freedom』


本館とアホ山
 先週末、ロンドンではExperience Japan Exhibitionというイベントが開催されました。
主に日本留学に興味のある学生を対象としたもので、ICUもブースを出していたので、その手伝いをしてきました。
他大学は日本から来た先生や職員だけで行っていましたが、ICUブースにはProf. Maherと職員さんに加えて、イギリス留学中のICU生やICUに留学していたイギリス人学生が6人駆けつけました。
完全にボランティアなのにも関わらず、わざわざSheffieldから来た学生もいて、本当に愛されている大学だなと感じました。
もちろんICUはマイナーな大学なわけで、イギリスでも圧倒的に知名度では他大に負けていますが、いろいろな方に知ってもらえるいい機会になったのではないかと思います。
夜はスタッフさんも交えてみんなで飲みに行き、ICUトークで盛り上がりました。
ICUが恋しくなる1日でした 笑。
Freedom as Freedom
 さてさて、本題です。
 普段の授業では、様々な文献を読まされるので、一冊の本を丸々読むということがありませんでしたが、Reading Weekに「Development as Freedom」を読む課題が出ました。
開発学を勉強しているものの、こういった理論は毛嫌いして避けてきた僕にとっては、いい機会だと思い購入しちゃいました。
 知っている人も多いかと思いますが、ノーベル経済学賞を受賞したインド人経済学者アマルティア・センの思想がまとめられた一冊です。
経済指標を重視する開発に疑問をなげかけ、「自由」を重視した理論を展開します。
ノーベル賞受賞者の本と聞くと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、非常に読みやすく書かれています。
開発学、経済学を学ぶ学生は、まず手に取るべき本です。
日本語訳も出版されていますが、ネットで調べてみると、かなり評判が悪いようです。
「自由と経済開発」という邦題からしてセンの思想を正しく訳せていませんが、それに加えて語訳も散見するそうです。
僕はもちろん英語版を購入したのですが、それほど難しい英語は使われていなかったので、原書を読むことをオススメします。

 センの考えには共感するばかりですが、開発独裁に関しては「うーん」と考えさせられました。
まだまだ未熟な僕は理論的に反論できるわけもないのですが、個人的には開発独裁は必ずしも否定されるべきではないと考えているからです。
ここで、センの批判する開発独裁のシンボルでもあるLee Kuan Yewの政治人生がよくまとめられた映像を紹介します。
彼はシンガポールの初代首相で、独立以来その強力な政治権力を用いて、現在の経済発展を成し遂げた人物で、アジアと西洋では価値観が違うという考えから、経済発展のための「独裁」を正当化しました。
賛否はともあれ、彼のシンガポールに与えた影響力は非常に大きく、その政治思想は興味深いので、ぜひこの映像を通して知っていただければと思います。
彼は1990年に首相の座を降りてからも、2011年まで内閣の座に留まっていました。
そのため、これが放送された2001年と現在とは多少状況が異なるものの、彼の政治思想の根底にあるものが分かると思います。
たまーに中国語だけで理解できない所もありますが、基本は英語音声+中国語字幕です。




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2013-11-11

Bath, Stonehenge and Jurassic Coast

 先週はReading Weekで授業がありませんでした。
これまでに読み切れなかったReadingを読んだり、Essayを書いたりするための休みです。
 1週間ずーっと勉強でも飽きてしまいます。
たまには息抜きも必要ということで、友人と1泊2日で世界遺産をめぐる旅行に行ってきました!
もちろん、そのほかの日はちゃーんと机に向かっていましたよ 笑。

 まずはBath
ローマ時代に温泉の街として栄え、「温泉」の語源にもなったのだとか。
朝5時半にロンドンを出発し、電車に揺られること1時間30分。
ダーク・カラーがメインのロンドンとは対照的に、ハチミツ色の建物が多く、きれいな街並みでした。
そして、偶然にもイギリス王室の方(誰かは忘れました 笑)を見ることもできました!
夜も明けぬうちに到着
建築は白が基調
朝早いので人影も少ない
The Circus
Royal Crescent
Bath Abbey(左)とThe Roman Baths(右)
The Roman Baths, とってもきれいでした
温泉を飲むこともできます(マズイです)
イギリス王室の列
ハチミツ色の建物と緑がよく合います
  続いてSailsburyへ列車で移動。
あの世界遺産ストーンヘンジ観光の起点になる街です。
鉄道の駅から、きれいな田舎風景を楽しみながら、バスで30分くらい行った所にストーンヘンジはあります。
到着したらちょうどその日の最終便がありました
広大な草原の中に佇むストーンヘンジ
なんとも不思議な遺跡です
ストーンヘンジそのものに加え、
まわりの風景もすごくきれいでした
夜はSailsburyに宿泊
やはりロンドンと比べるとどの街も見どころは少ないですね
久々のご馳走だ!笑
宿泊したホステルは築200年
  2日目は世界遺産Jurassic Coastへ!
のはずでしたが、列車でJurassic Coast観光の起点Exeterに着くやいなや問題が発覚…
Exeterから、帰りのバスが出るPooleまでのバスが、到着した時点ですでに1本しかなく、途中下車できないことが分かったのです。
そこで仕方なく、Jurassic Coast観光は諦め、ExeterWeymouthを観光することにしました。
街によって雰囲気が違っておもしろい
Exeterはヨーロッパ感が漂います
Exeter Cathedral
その大きさは圧巻です
残念ながらこの日は、中には入れませんでした

小さな街です
どことなくドイツのような感じでした
海岸沿いの街をつなぐX53番バスで移動
基本は車内から景色を見るだけ…笑
本当にきれいでした
Weymouthに到着!
夕焼けが海に映えていい感じ
この景色はサイコ―でした
街並みはどこかスペインやフランスのような感じ?
ちょっとだけ夜景も楽しめました
丸々2日間楽しんで、最後はWeymouthから列車でPooleへ。
そこからバスでロンドンへ帰ります。
寮に着いたのが夜の11時、もうヘトヘトです。
しかし、思いっきり楽しむことができました!
さーて、また勉強漬けの1週間が始まります。

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