2014-07-09

ホー・チ・ミン

サイゴン川
日本への帰国は、ホー・チ・ミン経由のベトナム航空を利用しました。
アジアを跨ぐのにどこも寄らないなんてもったいないですからね。
朝7時に着いて、夜中の12時に発つフライトで、丸1日遊ぶことができました。
空港で発見
そごう...?
ロッテリアはマックより目にしました
空港から市内へはタクシーで移動。
もわっとした気候とバイクの排ガスのにおいが東南アジアに来たことを感じさせます。
人もいっぱいいてやっぱり活気がありますね。
街中を見るとあちこちに見慣れたお店や企業の名前が。
ファミマやサークルK、ロッテリアなどはベトナム人にも身近な存在のようです。
こういうのを見ると、日本人として嬉しくなります。
統一会堂と北ベトナム軍のソ連製戦車
大統領府時代の様子が見られます
まずはフォーでしょ。昼からビール 笑
まずはベトナム戦争終結まで南ベトナムの大統領府として使われていた統一会堂へ。
当時の様子が再現されていて面白いです。
ただクーラーが無くて暑かった…。
でも暑いからビールは美味しい!
ベトナムといえばバイク
観光もバイクだと便利
ベトナムといえば、バイクがたくさん走ってるイメージですよね。
まさにその通りで、本当にバイクの量はスゴイです。
そして、僕もバイクで観光!
国際免許持ってないし、ICUでは海外での運転禁止されているので、レンタルバイクではなく、ガイドさん付のバイクです。
1日しか時間がなかったのですが、おかげで効率的に周ることができました。

中華寺院
サイゴン中央郵便局
歴史的建物と超高層ビル
中華街チョロン
ビンタイ市場
所狭しと店が並びます
教会もあります
仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、イスラーム教など様々な文化が入り混じり、歴史的な建物も残る中に近代的なビルも。
これぞまさに東南アジアの面白さです。

ちなみにこのガイドさんとは最後にお金でもめました 笑。
最初に提示してきた金額よりずっと高くして請求してきたので。
まあある程度は予想していたので、あらかじめポケットにお金を少し隠してありました。
「これしか持ってない」と財布を見せながら、あとは相手が折れるまで交渉。
無事、値引きして終わりました!
近代化が進みます
サイゴン川一帯は再開発中です
貧富の差…これが新興国の現実
サイゴン川一帯ではいま再開発が急ピッチで進められています。
おそらく強制立ち退きさせられたであろう土地がずーっと広がっていました。
近代的な高層ビルもあちこちで建てられていました。
東南アジアらしい景色が消えていってしまうのは悲しい気もしますが…。
そして1番気になったのが最後の写真。
こうして近代化が進む一方で、貧しい生活から抜け出せない人々が数多くいるのも現実。
非常に複雑な問題だなと改めて感じました。

わずか1日だけではありましたが、久しぶりの東南アジアを満喫できました!
東京行きのフライトではやっと「アナと雪の女王」を観れました!
こうして僕の留学生活は完全に終了したのであります。

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2014-06-28

「多様性」の街、ロンドン

写真はLondon Zoo
みなさんお久しぶりです。
ちょうど10日前の18日、日本に帰国しました!
就活などで忙しくて更新できていなかったのですが、少し落ち着いてきたので、久々の更新です!
泳いでるペンギンがいなくて残念
イギリスは先進国とはいえ、物質的な面ではやはり日本には劣っているのが現実。
だから、ロンドンの生活も何かと不便で、僕を含め多くの日本人の友人は文句を言っていました 笑。
しかし、もちろん良い点も少なからずあるので、今日はそこに焦点を当てて書こうと思います。
珍しい動物はいません 笑
良い笑顔!
ロンドンの特徴は、その「多様性」にあると思います。
東京に戻ってきて早速感じたのもそれです。
国際空港であるはずの成田空港でさえ、日本人ばっか。
その点、ロンドンは非常に多様な人種が混ざって街が構成されています。
外を歩けば、白人、黒人、ヒスパニック、インディアン、アジア系などなど本当にごちゃごちゃしてますし、英語以外にもスペイン語やら中国語やらが聞こえてきて、まさに世界の縮図です。
残念ながら完全に差別がないわけではありません。
日本人の友人から、アジア人ということで差別を受けたという話を聞いたともあります。
しかし、そういった例は稀。
これだけ多様な環境なので、自分が外国人として扱われることがほとんどない、というのが過ごしやすいポイントだと思います。
ロンドンで生活していて、そこそこ英語を話せれば、普段の生活の中で外国人として奇異の目で見られることはありません。
だから、道だって普通に聞かれますし、ロンドンに長く住んでいること前提で話が進むことも多々あります。
日本だとまだまだ外国人に対しては特別な目で見てしまいがち。
そういった点で、ロンドンは誰にでも優しい街だと思います。
もちろんこの要因には、世界共通語である英語が国語だというのもあるとは思いますが。
イギリスでよく見る光景
「多様性」は別に人種だけの問題ではありません。
性の多様性についても非常に寛容な国だなと感じました。
そんなしょっちゅうではありませんが、街中で同性カップルを見かけることは普通に有ります。
僕の寮から学校までの通学路でもよく見かけたのですが、周りの人は特に気にすることもなく、イギリスでは完全に受け入れられてるんだなという印象を受けました。
こんな男性同士が手をつないで歩く姿なんか日本では見たことないですからね(アラブ諸国とかは普通にありますが)。
1年もそんな環境で過ごしていると、自分にとっても珍しいものではなくなってきました。
ただエスカレーターでいきなり前の男性カップルがキスしだしたときは困りましたが…笑。
ちなみに、SOHOっていう繁華街があるんですが、そこは美味しいレストランが集まっている場所であると同時にゲイ・タウンでもあるらしく、レインボー・フラッグをたくさん目にしました。
ハリポタ「賢者の石」にも登場している動物園です
このように、ロンドンはあらゆる人が集う街で、自分と違うからといって差別されることはごくごく稀です。
この多様性を尊重する環境って本当に素晴らしいと思います。
日本もどんどん見習っていくべきですね。

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2014-06-12

ロンドンへBack Home

ついにトルコとお別れの時
テストが終わったら今度は就活で、なかなか暇がなく、ブログの更新もできていません…。
とりあえずこれでトルコは終了!
来週初めには、ホーチミン経由で日本に帰ります。
本当に9ヶ月はあっという間でした!
最近はもはやり「留学記」ではなく、「旅行記」になってしまっているので、帰国してからも暇見つけて、留学のこと書いていきます!
空港まではトラムと地下鉄で
一晩を空港で明かします
さて、いよいよ帰国。
フライト自体は6時過ぎなのですが、夜中だとトラムやメトロがなくなってしまうので、午前0時ごろから空港で時間を潰していました。
本来は15時頃のいい時間帯だったのに…。

Ataturk Airportは24時間営業らしく、真夜中でもフライトがたくさんありました。
まだチェックインもできないので、空港内のWi-Fiの使えるカフェに居座っていました。
Sprite1缶が400円とかするボッタクリのカフェです。
空港だから仕方ないですが。
睡魔と闘うこと4時間、ようやくチェックイン・カウンターが空きました。
しかし、よくあることですが、重量オーバーの乗客が相次いで、列がなかなか進まず。
みんな飛行機初めてじゃないでしょ?

荷物の量と重さくらい守ってください、他の人の迷惑です!
その後は超ゆるーい出国審査を通過して、30分ほど時間があったので、スタバで一服。
名前言っても案の定分かってもらえず、カップに書いてくれたのはただのスマイル・マーク。
トルコでは英語があまり通じないのは不便でしたが、アルファベットさえまともに通じないことで、さらに苦労しました。
名前などを1文字ずつ教えても、トルコ語のアルファベットの発音に変換されてしまって、意味不明な文字列が出来上がります。

せめて英語のアルファベットくらいはマスターしてもらいたいもの。
出国ロビーは結構充実しています
シンプルだけど、美味しかったです
カードが使えずに、のどカラカラ
眠さマックスの僕は、搭乗した瞬間に爆睡。
離陸も着陸も全く気が付かないくらいでした。
そんなわけで機内サービスの飲み物(イスタンブール―キエフ間は水だけ)を逃して、キエフに着いた時には喉がカラカラ。
トランスファーの手続きを済ませ、キオスクへ水を買いに行きました。
が、クレジットカードを読み取る機械が壊れていて、ウクライナの通貨かユーロの現金しか受け付けないと言われてしまいました。
ポンドしか持っていない僕は結局購入できず、飴をなめてなんとかしのぎました 笑。
液体物の機内持ち込み禁止って、本当に不便ですよね。
それに国際空港たるもの、クレジットカード使えて、給水器だって備え付けてくださいよ!


そんなこんなでロンドンに戻り、テスト期間に突入したとさ。
(雑な締めでゴメンナサイ)

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2014-06-08

イスタンブール観光②

ライトアップされたブルーモスク
ビジネスクラスみたい
前に書いたように、イズミル―イスタンブール間は、お気に入りのPAMUKKALEで移動です。
やはりこの選択は大正解でした。
なんとシートが1列に3つしかなく(しかも僕は1席だけの方)、横幅も前後間隔も飛行機のビジネスクラス並みの広さ。
Wi-Fiもさくさくつながるし、その他のサービスも相変わらずいいし、前回のバスよりもさらに快適な旅でした。
そして、1つ発見がありました。
バスにはたいてい運転手と乗務員2人がいるのですが、ときどき乗務員の1人が見当たらないということがあります。
不思議に思っていたのですが、どうやらバスの下に仮眠室があるみたいなんです。
入口の階段わきにある小さい扉を開けて、もぐりこんでいく乗務員を目撃しました。
乗務員よりも、運転手を交代させてあげてよって感じですが…。
アヤソフィア博物館
様々な宗教の雰囲気が残っています
すーごくでかい!
【3日目】
イスタンブール前半は新市街を中心に回ったので、後半は旧市街の中心部のホステルに泊まって残りの名所を回っていきます。
まずはアヤソフィア博物館からスタートです。
ビザンツ建築の最高傑作と言われるだけあって、建物は立派だし、内部のモザイクもとてもきれいです。
キリスト教会→ギリシア正教→イスラーム教と様々な宗教に利用されてきたアヤソフィアにはその名残があって面白いです。
中にある聖母マリアの手形には長蛇の列ができていました。
入場に長蛇の列
いよいよ「入城」!
タイルがきれい
色々な様式の建物があります
宮殿っぽい
ここからの見晴らしはサイコー!
続いてもイスタンブール最大の見所の1つトプカプ宮殿へ。
オスマン朝の中心であった宮殿は、かなーり広大な敷地で、立派な建物がいくつも建っています。
特に人気なのがハレム。
タイル張りの内装はとても美しく、しかも部屋によってデザインが異なるので、見ていて飽きません。
スルタンの私室には、なんと預言者ムハンマドの剣やメッカのカーバ神殿の鍵まであります。
イスラーム教において、非常に貴重なものが多く展示されていて、これはすごい…。
ムスリムでなくても必見です。
また、宝物館にもこれまた貴重なものがたくさん展示されています。
世界有数の大きさのダイヤモンドがあったり、世界最大のエメラルドがあったりと、展示品のレベルが高すぎます。
宮殿の奥にあるバグダット・キョシュキュからは、イスタンブールを一望できます。
最高のロケーションに陣取ったことがよくわかります。
ちなみに、トルコの物価は日本やイギリスと比べるとずっと安いですが、こういった観光地の入場料等は一丁前の値段を取ります。
しかもつい最近全国的に値上がりしたらしく、どこのチケットにも修正された値段シールが貼られています。
街中で見つけた世界の主要都市の方向
夜はシーシャ!
中心地は観光客が多く、物価は高い
ライトアップされたアヤソフィア宮殿
その後は、イスタンブールで現存する最古のビザンツ建築であるキュチュック・アヤソフィア・ジャーミィやソクルル・メフメットパシャ・ジャーミィを回りつつ、街をブラブラ。
夜は同じくイスタンブールに旅行できているSOASの友達と合流して、一緒にご飯を食べました。
裏通りの少しトルコの庶民的な雰囲気が漂うカフェへ。
料理も美味しく、店員さんも楽しくて、気づけば4時間以上居座っていました。
お店に入るとテーブルにトルコのボードゲーム(名前は忘れました 笑)が置いてあります。
街中でよくおじさんたちがチャイを飲みながら興じている姿をよく見ていたので、僕たちは興味津々。
店員さんにルール教えてと頼むと、仕事そっちのけで教えてくれました!
挙句の果てに、他の店員さんにボードを取り上げられてしまいましたが 笑。
とりあえず食事をしてから、シーシャを吸いながらゲーム再開です。
本当に店員さんがフレンドリーで、ちょいちょいアドバイスくれたりと、参戦してくれました。
稼ぎ時なんだから仕事しろよって感じですが…。
これハマります、トルコに行った際はぜひチャレンジしてください!
料理を食べて、ビール飲んで、デザート頼んで、シーシャ吸って、ゲームまでやって、これで2000円いかないんだから、トルコは最高。
ロンドンだったら、まあまあの味の料理をまあまあの量食べるだけで、これくらいかかりますからね。
あー、楽しかった!
ゼイレック・ジャーミィ
途中大型犬に追いかけられて怖かった…汗
コンスタンティノープル世界総主教座の建物は迫力があります
【4日目】
ついに来てしまった最終日。
翌日からは現実に引き戻されるわけです…。
メインの見所はだいぶ回り終えていたので、金閣湾方面へ行ってみました。
例のごとく1時間以上歩いて行ったのですが、不運なことに最初の目的地ゼイレック・ジャーミィは中に入れず。
ビザンツ時代の修道院で、その後神学校として使われていた、世界遺産にも登録されている建物です。
気を取り直して、もう少し行った先にあるコンスタンティノープル世界総主教座へ。
しかし、こちらも中に入れず。
もう嫌になったので、中心部に戻ることにしました。
グランド・バザールはあらゆる「ブランド」商品を取り揃えています
自転車屋で埋め尽くされた地下道
ご飯にEFESは欠かせません
その後は、グランド・バザールでショッピングです。
宝石屋、服屋、お菓子屋などなど様々なお店が軒を連ねて、観光客や地元の人でごった返しています。
トルコの通貨も結構残っていたので、春夏用の服を買うことにしました。
もうとにかく色々なブランドが売られています。
しかも値切れて、かなりお買い得!
例えば、僕の買ったPOLOのズボンとTOMMYの靴は、どちらもたった2500円。
さあ、お気づきですね。
彼らは本物だと言い張りますが、偽物なのです(たぶん)。
タグを見れば一目でわかります。
TOMMY靴なんかMade in Italyって書いてありましたが、絶対ウソです 笑。
他の商品はだいたいMade in Turkeyで、店員たちは「Made in ChinaじゃなくてTurkeyだから高品質だよ」なんて言ってきますが、いやいや中国産もトルコ産も変わらないと思いますよ。
どれくらいでダメになるのか楽しみですね 笑。
ちなみに、靴下とかインナーシャツなど実用的なのもちゃんと買いましたよ!
ここで気づいたんですが、イスタンブールの若者もよくここで服を買うのでしょう。
やけにGAPのパーカーとか、POLOのシャツとか、同じようなブランドで、同じようなデザインの服を着ているなーと思っていたのですが、全部ここで売られていました 笑。
まあ、パッと見だと本物と偽物の見分けはつかないですからね。

そんなこんなで、最後の最後までトルコは楽しめました!
いよいよ帰国でです…。

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