※「銀幕三昧」さんからお借りしました |
残念なことに僕の住む寮には、テレビがエントランスのコモン・ルームに1台あるだけで、テレビの前で応援することができません…。
それでも、羽生・浅田選手の演技は、ネットで全て観ました!
フィギュア・スケートに特に興味があるというわけではないのですが、この2人の演技には感動しました。
19歳という若さで初めてオリンピックに出場し、ハンパない緊張とプレッシャーがある中でも金メダルに輝いた羽生選手。
そして、全国民からの過度の期待やプレッシャーに押しつぶされながら、1度は悔しい結果になるも、最後は自分を出し切った浅田選手。
本当に元気をもらいました。
ちなみに、僕はアルペン・スキーをやっていますが、そちらはまだ観れていません 笑。
時間があるときに、ネットで探そっと。
さて、今日のテーマは「悩み」。
開発学を学ぶ日本人学生の団体IDDPで、一緒にスタッフをやっているもりまさくんが、すごく共感できることを書いていたのでシェアします!
まずは、彼のブログを見てください。
僕は文才がないので彼みたいには書けないのですが、似たような時期があったので、ここに綴ってみようと思います。
僕も彼と似ていて、悩みがあっても自分の中に止めて、周りにはあまり相談しないタイプ。
だから、こんな内容をブログに書くなんてこと普段はしないのですが、今回は彼のブログを読んで、以前Facebookに投稿したことも混ぜて書くことにしました。
きっかけは12月に個人的なことで問題があって、心の中で留学の支えになっていたものを1つ失ったことです。
それが発端となって、いままで溜まっていた不安が一気に溢れ出してしまったのです。
ちょうどその頃、日本では就活が解禁され、友達がみんな就活のことをつぶやくようになっていました。
そんなみんなの様子を見て、遅れをとってることに不安を抱くようになったのです。
確かに留学は自分で選んだこと。
しかし、帰国した頃にはほとんどの友達が内定をもらっているし、夏採用で失敗したら留年しなければならない。
果てして就活を犠牲にして(語弊があるかもしれませんが)まで、留学した意味があるのだろうか…と。
そして、将来のことを考えるとさらに不安になる。
将来の夢はいろいろあれど、ここ1年くらい思ってるのは、やっぱり最終的には途上国の現場、草の根で働きたい。
「将来何したいの?」っていう質問にこう答えると、「収入とか低いのに、どうして?」みたいに聞かれることがよくあります。
正直、自分にとって1番やりがいのある仕事の様な感じがするから、としか答えられないです。
もしかしたら、こう思ってるのも今だけで、企業に就職したら考えが変わって忘れちゃうかもしれないですし。
加えて、途上国の現場で働くと言っても、自分に何ができるのかもわからない。
教職を取っていなければ、日本語指導のクラスも取ったことないし、なんら特別な技術も持たない。
だから留学の目標の1つは、自分の視野を広げ、知識を増やして、将来のビジョンをもっと明確にすることでした。
そのときは留学の半分が終わろうとしていた頃。
にも拘わらず、その目標は達成できているというよりも、むしろ遠のいてる感がありました。
日本では感じなかった圧倒的な語学不足、知識不足、意志の弱さ、行動力の無さ。
こちらに来てからというもの、多くの刺激を受ける分、劣等感を持つことも多々あります。
自分で言うのもなんですが、高校までの成績は常にトップだったし、大学に入ってからも成績は良かった。
しかし、留学してみると、英語力はもちろん、知識量や思考力で周りの学生との圧倒的な差を目の当たりにしました。
課題を一生懸命こなしても、授業の準備をしっかりしても、どうしても彼らとの差が埋められず、悔しかったのです。
こんなんでマスターとれるのかな…、本当に開発の分野で活躍できる人間になれるのかな…という不安が圧し掛かってきたのです。
年末年始は日本から友達が遊びに来ていたから、気を紛らすことはできたものの、それを除くと12月後半から1ヶ月くらいは、本当に何もやる気が起きませんでした。
授業に出ても、何にも耳に入って来ない(実はサボってしまったこともあります)。
Essayをやらなければいけない時期だったにも拘わらず、それさえ手を付ける気力がない。
こんなのは僕も人生初めてで、どうすればいいのかわからず、ただベッドでゴロゴロして、YouTubeでお笑いやコメディ見たりして過ごすだけでした。
立ち直るきっかけになったのはやはり友達でした。
まず同じくイギリスに留学しているセクメ2人にSkypeで相談したのです。
セクメとは、セクション・メイトの略で、1年次のELP(English Language Programme:現在はELA=English for Liberal Arts)で同じクラス(セクション)だった約20人の仲間のことです。
セクションにもよりますが、かなりの時間を同じ教室で過ごすので、すごく仲良くなり、ランチを食べたり、飲みに行ったり、遊びに行ったり、と授業外でも一緒に過ごすことが多いです。
一緒にいて1番居心地がいいメンバーで、僕がICUに入って1番良かったと思うのも彼らと出会えたことだと思います。
そんなセクメと話すと、一気に気が楽になったのです。
本当に不思議ですが、いままであんなに悩んでいたのに、仲の良い友達に全部聞いてもらうことで、自分の気持ちを整理することができたのだと思います。
もちろん他の友達も大きな支えになりました。
モチベーションのない僕を図書館に誘って一緒に勉強してくれたり、ご飯を分けてくれたり、優しい声をかけてくれたり…。
本当に友人に恵まれて幸せだなと感じました。
ありがとう。
そんなこんなで気付いたのは、くよくよ悩んでいても仕方ないということです。
少し立ち止まって、自分を見つめ直すのは大切なことですが、それで悲観的になりすぎてただ嘆いて逃げているだけでは何も変わりません。
せっかく自分の無力さに気付いたわけです。
せっかくはるばるイギリスまで留学に来ているわけです。
この機会を無駄にはできません。
将来への不安が完全に消えたわけではありませんが、いま自分がすべきなのはSOASでの時間を最大限に活用すること。
たった1年弱で自分の知識が莫大に増えるわけがありません。
しかし、自分の視野が広がっているのは確実です。
周りと比較するのではなく、この1年でどれだけ自分を成長させることができるのかが大切なのだと思います。
ただでさえ短い留学期間なのに、1ヶ月ダラダラしてもったいないことをしてしまいましたが、自分について改めて考えることのできた貴重な時間だったと考えるようにします。
留学も残りわずかとなってしまいましたが、帰国してから後悔しないように、ラストスパート頑張ります!
まとめると、持つべきものは友。
留学で得ることは、知識だけではありません。
環境が変わったことで気付かされることもあります。
4年間もそんな環境にいれるなんて、もりまさ、おまえは恵まれてるぞ!笑
クリックすれば、きっといいことあります!笑
もりまさくんのブログです |
僕も彼と似ていて、悩みがあっても自分の中に止めて、周りにはあまり相談しないタイプ。
だから、こんな内容をブログに書くなんてこと普段はしないのですが、今回は彼のブログを読んで、以前Facebookに投稿したことも混ぜて書くことにしました。
きっかけは12月に個人的なことで問題があって、心の中で留学の支えになっていたものを1つ失ったことです。
それが発端となって、いままで溜まっていた不安が一気に溢れ出してしまったのです。
ちょうどその頃、日本では就活が解禁され、友達がみんな就活のことをつぶやくようになっていました。
そんなみんなの様子を見て、遅れをとってることに不安を抱くようになったのです。
確かに留学は自分で選んだこと。
しかし、帰国した頃にはほとんどの友達が内定をもらっているし、夏採用で失敗したら留年しなければならない。
果てして就活を犠牲にして(語弊があるかもしれませんが)まで、留学した意味があるのだろうか…と。
そして、将来のことを考えるとさらに不安になる。
将来の夢はいろいろあれど、ここ1年くらい思ってるのは、やっぱり最終的には途上国の現場、草の根で働きたい。
「将来何したいの?」っていう質問にこう答えると、「収入とか低いのに、どうして?」みたいに聞かれることがよくあります。
正直、自分にとって1番やりがいのある仕事の様な感じがするから、としか答えられないです。
もしかしたら、こう思ってるのも今だけで、企業に就職したら考えが変わって忘れちゃうかもしれないですし。
加えて、途上国の現場で働くと言っても、自分に何ができるのかもわからない。
教職を取っていなければ、日本語指導のクラスも取ったことないし、なんら特別な技術も持たない。
だから留学の目標の1つは、自分の視野を広げ、知識を増やして、将来のビジョンをもっと明確にすることでした。
そのときは留学の半分が終わろうとしていた頃。
にも拘わらず、その目標は達成できているというよりも、むしろ遠のいてる感がありました。
日本では感じなかった圧倒的な語学不足、知識不足、意志の弱さ、行動力の無さ。
こちらに来てからというもの、多くの刺激を受ける分、劣等感を持つことも多々あります。
自分で言うのもなんですが、高校までの成績は常にトップだったし、大学に入ってからも成績は良かった。
しかし、留学してみると、英語力はもちろん、知識量や思考力で周りの学生との圧倒的な差を目の当たりにしました。
課題を一生懸命こなしても、授業の準備をしっかりしても、どうしても彼らとの差が埋められず、悔しかったのです。
こんなんでマスターとれるのかな…、本当に開発の分野で活躍できる人間になれるのかな…という不安が圧し掛かってきたのです。
年末年始は日本から友達が遊びに来ていたから、気を紛らすことはできたものの、それを除くと12月後半から1ヶ月くらいは、本当に何もやる気が起きませんでした。
授業に出ても、何にも耳に入って来ない(実はサボってしまったこともあります)。
Essayをやらなければいけない時期だったにも拘わらず、それさえ手を付ける気力がない。
こんなのは僕も人生初めてで、どうすればいいのかわからず、ただベッドでゴロゴロして、YouTubeでお笑いやコメディ見たりして過ごすだけでした。
立ち直るきっかけになったのはやはり友達でした。
まず同じくイギリスに留学しているセクメ2人にSkypeで相談したのです。
セクメとは、セクション・メイトの略で、1年次のELP(English Language Programme:現在はELA=English for Liberal Arts)で同じクラス(セクション)だった約20人の仲間のことです。
セクションにもよりますが、かなりの時間を同じ教室で過ごすので、すごく仲良くなり、ランチを食べたり、飲みに行ったり、遊びに行ったり、と授業外でも一緒に過ごすことが多いです。
一緒にいて1番居心地がいいメンバーで、僕がICUに入って1番良かったと思うのも彼らと出会えたことだと思います。
そんなセクメと話すと、一気に気が楽になったのです。
本当に不思議ですが、いままであんなに悩んでいたのに、仲の良い友達に全部聞いてもらうことで、自分の気持ちを整理することができたのだと思います。
もちろん他の友達も大きな支えになりました。
モチベーションのない僕を図書館に誘って一緒に勉強してくれたり、ご飯を分けてくれたり、優しい声をかけてくれたり…。
本当に友人に恵まれて幸せだなと感じました。
ありがとう。
そんなこんなで気付いたのは、くよくよ悩んでいても仕方ないということです。
少し立ち止まって、自分を見つめ直すのは大切なことですが、それで悲観的になりすぎてただ嘆いて逃げているだけでは何も変わりません。
せっかく自分の無力さに気付いたわけです。
せっかくはるばるイギリスまで留学に来ているわけです。
この機会を無駄にはできません。
将来への不安が完全に消えたわけではありませんが、いま自分がすべきなのはSOASでの時間を最大限に活用すること。
たった1年弱で自分の知識が莫大に増えるわけがありません。
しかし、自分の視野が広がっているのは確実です。
周りと比較するのではなく、この1年でどれだけ自分を成長させることができるのかが大切なのだと思います。
ただでさえ短い留学期間なのに、1ヶ月ダラダラしてもったいないことをしてしまいましたが、自分について改めて考えることのできた貴重な時間だったと考えるようにします。
留学も残りわずかとなってしまいましたが、帰国してから後悔しないように、ラストスパート頑張ります!
まとめると、持つべきものは友。
留学で得ることは、知識だけではありません。
環境が変わったことで気付かされることもあります。
4年間もそんな環境にいれるなんて、もりまさ、おまえは恵まれてるぞ!笑