2014-04-27

イスタンブール観光①

イスタンブール新市街
イスタンブールは実質4日間かけて観光しました。
今回の旅は専ら「地球の歩き方」頼みで、完全にモデルコースを参考にさせてもらいましたー。
それが1番効率よく、色々な所を見られると思ったからです。
イスティクラール通り
たった50円で美味しいパンが
【1日目】
最初に2泊したのが、新市街の目抜き通りイスティクラール通り近くのホステルAga Hamam Hostel。
ちょっと路地を入った所なので分かりにくいかもしれませんが、観光には便利な場所です。
他の宿泊客ともすぐに仲良くなれるようなフレンドリーなホステルで、快適でした。
ただし、スタッフは英語はほとんど話せないのが難点。
ボスポラス大橋
海峡から
乙女の塔
さて、1日目は1時間半のボスポラス海峡のクルーズからスタート。
小雨が降っていて少し寒かったですが、景色は最高でした。
イスタンブールをアジア・ヨーロッパ側に分断する海峡で、両岸には名所もちらほら見られます。
フェリーでは、静岡で英語の先生をやっていたというアメリカ人と出会いました。
最初は新市街側のトゥルヨル埠頭から出航して、僕は旧市街側で下船しました。
トルコと言えばケバブ!
スュレイマニエ・ジャーミィ
写真だとステンドグラスわからないですね…
見晴らしも最高でした
そのあとはランチをとって、旧市街を探索。
ブルー・モスクを目指して歩いたのですが、方向音痴の僕が辿り着いた先は別のモスク。
スュレイマニエ・ジャーミィというトルコ最高の建築家が建てたモスクです。
ちょうど金曜だったということもあり、多くの信者でごった返していました。
内部はステンドグラスで飾られていて、とてもきれい。
僕は無宗教ですが、モスクは大好きで、久々に入るとなんだか落ち着きます 笑。
ヴァレンス水道橋
グランド・バザール
トラムを使うと観光も楽です
近くにはローマ帝国時代に建てられたヴァレンス水道橋もあります。
グランド・バザールを抜けて、旧市街の中心部へ。
小さなお店がズラーっと並び、観光客や地元の人たちで賑わっていました。
ちなみに僕は自分の名前をアラビア語(装飾風に?)で書いてもらった飾りを購入。
あとで同じホステルに泊まるモロッコ人に見せたら、アラビア語話者から見てもきれいな作品だとか。
宝物になりました!
ブルーモスク
内装も立派
そして、ようやく「ブルー・モスク」に到着。
正式名をスルタンアフメッド・ジャーミィといい、イスタンブールの顔です。
6本のミナーレが特徴的で、トルコと言ったらこのモスクを頭に浮かべる人も多いはず。
中に入るのには列に並んで、20分くらい待ちました。
内部は、「あれっ、さっきのスュレイマニエ・ジャーミィとあまり変わらなくない?」と正直思ったりもしましたが、きれいなことに変わりはありません。
人が多いので、あまりゆっくりはできませんでしたが、立派な建物でした。
もう少し建築物に詳しくなりたいものです…。
地下宮殿
アヤソフィア博物館がすでに閉館してしまっていたので、地下宮殿へ。
4~6世紀に造られた地下にある貯水池で、魚も住んでいました!

とりあえずこの辺りを歩いていると客引きがすごいんです。
日本語で話しかけられても英語で答えて外国人の振りしたり、ときには完全に無視したりして追い払うわけですが、彼らもなかなか粘り強いです。
仕事だから仕方ないけど、楽しい旅なのにあまりにしつこいから不愉快に感じます。
「日本人?」→「日本人は友達」→「トルコどう?」→「トルコといえば○○」→「このツアー/絨毯とか興味ない?」→「興味なくても名刺だけ渡したいから店来てよ」って流れが典型的なパターン。
名刺くらい持っとけよって感じですよね 笑。
すごく親しくしてくるので罪悪感もありますが、きっぱり断ることが大切です。
でも、これだけいるってことは、やはり引っかかる人も大勢いるんでしょうね…。
旧市街側から新市街側を望む
ガラタ橋ではたくさんのおじさんたちが釣りをしていました
タクスィム広場
ガラタ橋を渡って新市街へと戻ります。
イスティクラール通りを歩いてタクスィム広場へ。
通りを走るトラムバスがいい雰囲気を醸し出します。
両サイドにはあらゆるお店がズラッと並び、歩行者天国なのでたくさんの人がショッピングを楽しんでいます。
タクスィム広場近くには長距離バスの会社が集まっているので、そこで翌日のカッパドキア行のチケットを購入。
通常はオトガルと呼ばれるバスターミナルで買うのですが、中心部から離れているので、わざわざ買いに行くのは時間とお金の無駄。
なので、市内のバス会社で買うのがおススメです。
ただし旅行会社で買うとかなり割高になるので、ホテル等でバス会社の場所を聞いて(分かりにくい所なので)そこで買うようにしてください。
ドルマバフチェ宮殿
海峡沿いの豪華な宮殿です
内部が撮れなかったのが残念…
【2日目】
前日は歩き回った疲れで早く寝たので、この日は5時起床!
入場制限のあるドルマバフチェ宮殿に行くため、早目に行動開始です。
僕が着いた10時くらいにはまだそれほど混んでおらずスイスイ入れましたが、見学を終えた12時頃にはすでに長蛇の列…。
早起きは三文の徳ですね!
宮殿は外装も内装もヨーロッパ的で、トルコらしからぬ豪華さです。
特にヨーロッパ最大のシャンデリアもある吹き抜けの「儀式の間」は圧巻でした。
建物は全て木製で、ヨーロッパ的とは言っても、少し違った味が出ています。
入場料はかなり高かったのですが、行く価値はありました!
やっぱ海はいいなあ
目的のモスクは改修工事中…。
その後は、ボスポラス大橋近くのオルタキョイ・メジディエ・ジャーミィを見るべく20分歩きます。
海岸沿いには、Four Seasonsやシャングリラなど高級ホテルが立ち並びます。
そんな素敵なホテルに泊まるお金持ちたちを羨みながら歩いていたらやっとこさ到着!
と思いきや、なんと改修工事中でした…。
内部に入れないだけでなく、外側さえ覆われていて、本当にショック。
仕方ないので、次の目的地に移ります。

カドゥキョイ
生活臭漂う街
キリスト教会も見られます
しかし、またもや問題発生。
アジア側に渡りたくてフェリーを探したのですが、目的地行きのがなかなか見つかりません。
トルコはほとんど英語が通じず、かなり苦労するのです。
観光地だから大丈夫だろうと思っていた自分が甘かった…。
おそらく日本よりも通じず、学生であろうと、ホステルであろうと、レストランであろうと、簡単な英語さえ通じないこともしばしばあります。
自称「英語ができる人」も、訛りが強かったり、文法がゴチャゴチャだったりしてわかりにくいし。
まさか日本人よりも英語ができない人たちがいるとは 笑。
トルコ語の地名を見せてなんとかフェリー乗り場にようやく辿り着けました。

目指すはイスタンブールのアジア側にあるカドゥキョイという街。
イスタンブールより古い歴史を持つのだとか。
アジア側には有名所は少ないのですが、そのおかげであまり観光地化されていません。
普通の生活も垣間見えて、ブラブラ散歩するだけで楽しかったです。
世界史にも出てくる「カルケドン公会議」が行われた場所らしく、教会もときどき見かけるなど、ヨーロッパ側とはまた少し違った雰囲気です。
いきなり演奏が
アジア側
クルーズ線が行きかいます
帰りもフェリーでボスポラス海峡を越えます。
フェリーの中では演奏したり、お菓子を売ったりして、稼いでいる人を毎回見ます。
しかも、お客さんたちは意外とお金あげるんです。
海風に吹かれながら海峡を渡って、ヨーロッパ側に到着。
昨日と同じく旧市街側に着いたので、近くを探索しました。
イェニ・ジャーミィ
目立つところにあるので観光客もたくさん
リュステム・パシャ・ジャーミィ
観光客も少なく、落ち着きます
入口は見つけにくいです
まずは、すぐ傍にあったイェニ・ジャーミィ。
大小のドームが特徴的です。
そして、リュステム・パシャ・ジャーミィ。
マイナーなモスクらしく、入り口は市場の中で見つけにくいのですが、内部はタイル張りで本当にきれい!
人や車で溢れて騒がしい街から一歩モスクの中に入ると、静かで落ち着く空気が流れているから不思議。
憩いの場というか、やはり神聖な場所って何か持っているのでしょう。
ゆっくりしていたらいつの間にか1時間近く経っていました!笑
エジプシャン・バサール
伸び~るアイス
そのあとは、エジプシャン・バサールに寄って、いったんホステルに戻ります。
バザールでは、香辛料やカラスミをはじめ、お土産もたくさん売っていて、人の熱気で暑苦しかったです。
さて、伸びることで有名なトルコ・アイスを食べ、夕食はマックへ!
海外に行ったらその国のマクドナルドで、オリジナルのものを食べるのが習慣になっています 笑。
日本のマックがやっぱりベストです(接客や料理の新鮮さなどを考えると)。
イスタンブールのオトガル
バスの中はこんな感じ
そして、ついに初めて夜行バス泊です。
1晩かけてカッパドキアへと向かいます。
前日にオフィスでチケットを購入していたので、タクスィム広場から無料シャトルバスでオトガルへ連れて行ってくれるので楽ちんです(だからオトガルよりも、市内オフィスで買う方がお得かも…)。

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2014-04-25

TOEICとTOEFL、ビザ申請で使用不可に

イギリスのビザ申請の際に、TOEICとTOEFLが使えなくなってしまいました(記事参照)。
ロンドン会場で、替え玉受験などの不正行為があったためだとか。
イギリスではIELTSが主流ですが、TOEFLを使う人も多くいるので、かなりの影響が出そうですね…。
幸いにもICUでは、イギリス留学の場合はIELTSのみ認められているので、特に問題はないと思います。

TOEICやTOEFLなんて何回だって受けられるし、勉強すればすぐ伸びるし、人生左右することなんてないんだから、そんくらいのテストで不正なんかするなよって感じです。
僕も就活前にTOEICだけ取っておくかと思い、ロンドンでの受験を考えていたのですが、ここ数ヶ月テストが中止になっていて、結局受けれていません。
これを機に、企業の間でIELTSの認知度が高まってくれたらなーなんて期待しています。

というわけで、これからイギリスのビザ申請を検討している皆さん、お気を付け下さい!

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2014-04-24

トルコ11日間の旅へ

ウクライナ国際航空
4月10日から20日まで、トルコ旅行に行ってきました。
ラップトップを持って行かなかったので、写真の編集ができず、ブログの更新ができませんでした。
なので、今日から少しずつアップしていきます。

以前にも書いたような気がしますが、僕は飛行機に乗るのが好きなので、フライトを選ぶときは、安さの他に乗ったことのない航空会社を選ぶようにしています。
トルコ行きのフライトで1番安かったのが、ウクライナ国際航空。
ロンドンからキエフを経由してイスタンブールに向かうフライトが、なんと197ポンド、つまり約3万円で行けちゃうわけです!
日本には就航していない航空会社でもあるので、乗らないわけにはいきません。
が、問題発生。
チケットを購入した1月から、ウクライナの内政混乱が激しさを増し、いくらトランジットだけとはいえ、フライトがキャンセルされるのではないかという心配が出てきました。
その不安は的中し、復路は当初のフライトがキャンセルされて、同日の早朝便になってしまいました…。
同じ便を取っていた友人はいろいろゴタゴタがあったので、滞在時間が若干短くなっただけで済んだ僕はまだよかったですが。
Gatwick Airport
ロンドンには国際空港がいくつもありますが、今回使ったのはヒースローに次ぐ規模を誇るGatwick Airport。
空港までは、寮近くのSt. Pancras Station からGatwick Expressという列車も出ているのですが高いので、僕はVictoria Stationからコーチで1時間半ほどかけて行きました。
空港は確かにお店やレストランが充実していて、まるでショッピングセンターのようでした。
あの「極度乾燥(しなさい)」もしっかり入っていましたよ!
Wi-Fiも45分だけですが、無料で使えます。
寮は少ないけど、味はいい
他の乗客を見ていると、やはりウクライナが目的地という人は少なく、僕のようにイスタンブールに行く人や、おそらくイスラエルに帰るのであろうユダヤ人が多数でした。
そして、空の旅が始まるわけですが、さっそく遅延。
機器の不具合とかで30分遅れてしまい、トランジットが1時間半しかない僕は少しドキドキです。
もちろん、座席にはモニターなど付いていませんし、座席の前後間隔も心なしか狭いような気が。
しかし、さすがウクライナで、CAはみんな美人だし、機内食も美味しかったので、値段を考えると良いチョイスだったと思います。
ガラス張りで近代的
薄暗いキエフの空港
飛行機は無事に3時間半でキエフのBorispol Airportに到着。
逆にトランジットの時間が短くなったからラッキーかも。
キエフの空港は新しいらしく、とてもきれいな建物でした。
ただ、まだ工事が終わっておらず、店は半分くらいしか開いていないし、電気も一部が点いていなくてなんだか寂しい感じです。
トランジットの際に、再びセキュリティー・チェックを受けましたが、非常に甘かったです。
ロンドンで出国手続きした後に購入した水は持ち込みできないと言われたのですが、取り上げられることはなく、結局持ち込めました 笑。
イスタンブールに到着
かなーりレートの悪い両替所
なんと、キエフ―イスタンブール間の方が快適ではないですか。
飛行時間は2時間と短いのに座席にかなりゆとりがあります。
機内サービスは水だけですが…。

ヨーロッパ側にあるAtaturk Airportにようやく到着。
ビザや入国カードの記入も必要なく、入国審査はすんなり終わります。
パスポートの顔写真と本人の照合もチラ見程度。
荷物を受け取ると、まずはそこにある両替所で少しだけ両替。
ここの両替所、かなりレートは悪いし、手数料も取られるので、ここでは必要最低限にしておいて、あとは市内で替えることをおススメします。
バスで市内へ
空港からはハワタシュと呼ばれるシャトルバスで、最初の宿に近いタクスィム広場へ。
バスを降りれば、タクシーの客引きの嵐。
ホステルまでの道が分からず、迷っているとどんどん声をかけられます。
面倒くさくなったので、近くのホテルに逃げ込んで、ドアボーイに教えてもらって、無事ホステルに到着しました。
客引きはとにかくしつこいので相手にせず、道を尋ねる時は大きめのホテルやお店に入るのが1番です。
大きめのホテルであれば英語も通じますし。

こうしてトルコ11日間の旅が幕を開けたのであります。

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