日本ではまずないであろうトッピング |
イギリスも例外ではなく、ロンドンには数多くの日本料理店があり、現地発のチェーン店も人気です。
特に人気なのが、WASABI、WAGAMAMA、YO!Sushiです。
日本で言うマック感覚で、街の至る所にあります。
寿司を始め、味噌汁や照り焼き弁当など、様々な「和食」が売られています。
中には明らかに欧米化されたものもありますが、まずまずの味だそうです(ちなみに僕は行ったことありません!)。
街中にある「わさび」 |
しかし、先月は叔父が出張でロンドンを訪れており、何度か日本料理のお店に連れて行ってもらいました。
連れて行ってもらったのは、SOHOにある「焼き鳥 BINCHO」とTottenham Court Road近くの「寿司割烹 菊池」。
どちらも、日本人シェフとウエイターがいる、本格的な日本食レストランです。
味噌汁、漬物、焼き鳥、カツ丼などなど、日本では当たり前に食べていたものですが、久々に口にすると本当に美味しいものです。
特に、海外に出るとまず恋しくなるのが味噌汁。
これくらい自分でも作れるのですが、ものぐさの僕は実に半年ぶり…。
日本ではほぼ毎日飲んでましたから、味噌汁飲むと落ち着きますねー 笑。
まずくはないけれど、これといって美味しいもののないイギリスに暮らしていると、やはり日本の食文化の豊かさに感心させられます。
僕は魚介類が大の苦手で、寿司も食べられず、よく「日本人ではない」と笑われますが、それでも日本食は世界に誇れる料理だと思います。
何度も書いてますが、特に居酒屋文化…。
お財布に優しいけれど、お酒を飲みながら、美味しい料理をたっぷり食べれる。
イギリスに進出したら絶対に流行ると思うんですけどね。
BINCHO |
宗教によっては食事前に祈りを捧げるという文化もありますが、こうして多くの人が宗教とか関係なく頂く命や、作ってくれた方に感謝の気持ちをさりげなく示す…よく言われることですが、こうした言葉も日本文化の素晴らしい点ではないかと思います。
海外にホームステイしたときなどは必ず教える日本語の1つです。
実際には毎回そんなこと考えているわけではないですが、20数年のクセでこちらに来てからも、1人だろうと、気付けば食べる前後は欠かさず言っています。
菊池 |
日本に暮らしていると当たり前で、時には「こんな国」なんて思うこともありますが、海外に出ると自分が日本人であることを強く意識し、同時に日本人で良かったなという気持ちになります。
海外から日本を見たとき、今自分がいる国と比較するわけですが、日本が学ぶべきところを発見する一方で、日本ってこんなにすごい所なのかと気づかされることが多々あります。
丁寧な接客サービス、24時間営業のコンビニやディスカウント・ショップ、安くてうまい牛丼やラーメン、時刻通りに運行される公共交通機関、四季、治安の良さ、高品質な日本製品、ビザなしで渡航できる国の多さ…などなど挙げれば限がありません。
日本のニュースを見ていると殺人事件やら、論文の盗作問題やら、政治家の不正問題やらで、どうしても悪い点ばかりが目についてしまいます。
しかし、海外では自分たちが思っている以上に、日本を評価してくれる人たちがいます。
SOASの日本学部からは毎年多くの学生が日本に留学しているのですが、彼らと話をしていても「日本は○○がスゴイ」といろいろ褒めてくれます。
もちろん、図に乗りすぎるのはよくないですが、日本人はもっと自分の国の良い点も見つめ直す必要があるのではないかと思います。
ある意味、留学や海外での長期滞在って、いい「愛国教育」になるかもしれません。
いったん外に出て、自分の国を客観的に見ることは大事だと思います。
国から押し付けられたり、メディアを通したりして見る日本の姿は、かなり偏っていますから。
あー、早く日本でラーメン食べたい 笑。
そんなきょうこの頃です。
※iPhoneで撮ったため、料理の画質が悪くてごめんなさい。まずそうですね…笑。
クリックすれば、きっといいことあります!笑
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