はい、テスト期間ですが…笑。
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カッパドキアと言えばバルーンツアー |
さて本題。
イスタンブールからギョレメまで、10時間の長旅です。
今回は無難に大手のMetroという会社を選びました。
トルコは長距離バスが発達していて、車内サービスも充実しています。
座席にはもちろんモニター付き(トルコ語なので意味不明ですが…)。
出発するとまずは紅茶(もしくはソフトドリンク)とお菓子が配られます。
バスにはトイレが付いていないので、途中のサービス・エリアで何度か休憩を挟みます。
到着前には朝食(紅茶とパン)が配られ、消毒液のようなものもくれるのでサッパリです。
総じて初めてのバス旅は快適でした。
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ギョレメのオトガル |
【1日目】
カッパドキアの主要都市の1つギョレメに着いたのが9時前。
そのままツアーに参加しました。
カッパドキアは見所が点在しているので、個人で回るには車やバイクをレンタルするかツアーに参加するかの2択です。
交通量も少ないし、車やバイクでも特に危険はないと思うのですが、僕は学校の決まりで留学中の運転は禁止されているので、ツアーを選択。
オトガルの周りにツアー会社が集まっているので、そこから選びます。
どこの会社もたいていブルー、グリーン、レッドというほぼ同様な3コースを用意していますが、会社によって値段が少し違ってくるので、比べたり交渉したり比較・交渉することをおススメします。
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地下都市 |
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一時は何万人という人が住んでいたと言うからビックリ |
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何もないところですがお土産屋が並びます |
僕は1番見所の詰まった「グリーン・ツアー」を選びました。
「アイタカッター キーミーニー ユーコ オーシマ」とか言ってくる愉快なガイドさんと主要スポットをバスで回ります(こんな日本語教えたの誰でしょうか 笑)。
まずはデリンクユとカイマクルの地下都市からスタート。
紀元前400年頃にはすでに地下に人が住み着いていたとうことですが、アラブ人から逃れてきたキリスト教徒たちがさらに拡張して巨大地下都市を築いたのだとか。
しかし、諸説あって詳しいことはわからず、なんとも不思議な空間です。
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ウフララ渓谷 |
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アーチアルトゥ教会 |
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結構きれいに保存されています |
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ウオーキング日和 |
続いてウフララ渓谷を1時間ほどウォーキング。
日曜日ということもあり、トルコ人家族で賑わっていました。
アーチアルトゥ教会という岩窟教会もあります。
他の参加者たちと話しながら歩いていると、約4kmのコースもあっという間です。
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セリメ教会から |
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絶景です |
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教会の面影が残っています |
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壁画からかつて教会だったことが分かります |
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岩の上にあります |
トルコ料理のランチを食べてから、セリメ教会へ。
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The カッパドキアという風景 |
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名前忘れたけど大事な木らしいです |
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魔除けらしく、お土産でよく見ます |
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ウチヒサル |
そして、ウチヒサルという岩の山へ。
ここからの景色は絶景でした。
無数に開いている穴は鳩の巣で、昔からここの人は鳩と共に生きているのだとか。
途中、トルコ石の加工現場(お土産屋さん)を見たり、土産屋でチャイやトルコのスイーツを試食したり、充実したツアーでした!
9時半に出発して、ツアー終了は6時過ぎ。
バス泊のまま参加したのでクタクタで、ホテルに着いたら即ベッドへ…。
ちなみに、旅行会社にお願いすれば無料でホテルへの送迎もしてくれます。
【2日目】
この日は4時半起きです。
前日早く寝たから目が覚めてしまったのではありません。
そう、バルーン・ツアーに参加するためです。
何年か前に事故がありましたが、せっかく来たのだから乗らないわけにはいきません。
「地球の歩き方」には、160ユーロあたりのものが相場だと書いてありましたが、僕は昨日参加したツアーガイドさんが勧めてくれた120ユーロのを選択。
Air Kapadokyaという会社のバルーンでしたが、結果から言うと大正解。
早朝、バスでホテルまで迎えに来てくれて、オフィスへと行きます。
そこで、まず飲み物とパン、お菓子の朝食サービスがあります。
腹ごしらえをしたら、いざ出陣です。
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初めて気球にのります |
またバスに乗って、気球の置かれた場所へ移動します。
辺りはまだ薄暗く、気球の上で朝日を楽しもうというわけです。
幸運にも雲は少なく、風もない、ベスト・コンディション。
人生初の気球乗船なので、わくわくです。
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みるみる上昇していきます |
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圧倒いう間に上空へ |
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朝日が最高にきれい! |
火をつけて飛び立つとあっという間に上昇。
上空から見る、朝日に照らされたカッパドキアは超絶景でした。
さらに無数に飛ぶ気球もマッチしていて、いままでに見た景色でもベスト3に入ると思います。
本当に感動です。
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何十という気球が飛びます |
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もう絶景! |
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こんな間近に見れちゃいます |
個人的には、大きくロゴと日本語のキャッチコピーが書かれている日系旅行会社の自社気球が目障りでしたが…。
キャプテンはユーモアある人で、楽しいフライトでした。
ただ上空を飛ぶだけでなく、岩の近くにも寄ったりして、地上からは立ち寄れないような所も間近で見られるので、値は張りますがカッパドキアに来た際には絶対に乗ることをおススメします。
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着陸はかなり原始的 |
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キャプテンがシャンパンを注いでくれます |
離陸はそのまま上に上がるだけなので、何ともなかったのですが、着陸はちょっと雑、というか原始的。
進行方向と反対側にスクワットの態勢をとって、籠ごと地面に倒れみます。
それを下で構えていたスタッフが起こしてくれて、無事に生還です!
着陸後はその場で、シャンパンが振る舞われ、乗車証が渡されます。
シャンパンを飲むのは、初めて気球の飛行に成功した際に、それを祝ったことが起源だそうです。
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観光客は多いものの、静かな街です |
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ギョレメを一望 |
そのあとは宿に送ってもらって、久々にのーんびりしていました。
今回泊まったのは、Pandora Cave Hotel。
中心部からはやや離れていますが、バスもあるし、何より安い!
あまりにも安いので、全然期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
施設は新しくてきれい、ベッドは快適、料理は美味しい、何よりオーナー家族が本当に温かいのです。
ちなみにオーナーさんは、学生時代に2ヶ月だけ日本語を勉強していたらしく、「レイゾウコノナカニハタマゴガアリマス」といった基本的な日本語をいくつか披露してくれました。
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ギョレメ屋外博物館 |
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たくさん岩窟協会があります |
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テーブルもそのまま! |
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装飾もかなりいい状態です |
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フレスコ画 |
昼過ぎまでゆっくりしてから、午後はギョレメ屋外博物館へ行き、夕方はバスが来るまで外でビールを飲んでいました。
博物館といっても、普通のイメージするショーケースが並ぶようなものではなく、いくつかの岩窟教会が集まっている公園のようなものです。
この近辺には岩窟教会がたくさんありますが、博物館にはとてもいい状態でフレスコ画が保存されています。
机や壁画がきれいな状態で残っていて、何百年も昔のものだとは思えません。
前日に訪れた地下都市もそうですが、こんな険しい場所で岩を削ってまで教会を作るなんて、信仰心ってすごいなーと思います。
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きれいな景色! |
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遠くには雪のかぶった山も |
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移動中のバスから |
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ヨーグルトも実はトルコ発祥 |
ギョレメは観光客こそたくさんいるものの、とても静かな田舎街です。
そんな中でアザーン(礼拝の時間を知らせるモスクからの放送)を聞きながら飲むチャイは格別です 笑。
また、イスタンブールでは客引きが多くて、無視することがほとんどでしたが、こちらではいろんな所で商売と関係なく声をかけてくれます。
例えば、バス停でバスを待っていると、おじいちゃんが知っている英語を絞り出して、一生懸命しゃべりかけてきてくれたりします。
都会育ちで今もロンドンに住む僕にとっては、たまにこういう田舎に来ると、とてもリラックスできます。
滞在時間は限られているので、慌ただしくなるべく多くの場所を訪れたい気持ちもありますが、せっかくの休みなわけでこうやってのんびりする旅もまたいいなと感じました。
とは言いつつも、またその夜はバスで次の目的地パムッカレヘと向かうのでした。
クリックすれば、きっといいことあります!笑